災害看護は被災地に訪れて仕事を行います。
被災者の方は精神的なダメージを受けているケースが多いでしょう。

その精神面のケアを行うのは、災害看護の仕事です。
被災者や、その家族を精神的に支えることが求められるため、メンタルヘルスケアにおける高い能力が必要になります。
自分がメンタルヘルスケアの高い能力を発揮することで、患者や、その家族が「辛い思いをしているけれど頑張ろう」という気持ちになってくれるため、そのときにやりがいを感じられるかもしれません。
メンタル面だけでなく、怪我や病気の治療によって、回復した患者は、看護師に対して感謝の言葉を述べるケースも多いです。
自分が関わった患者から感謝の言葉をもらえるときに、災害看護のやりがいを感じる人もいるでしょう。

災害看護では自分の知っている医師や看護師だけでなく、別の病院から派遣された医師や看護師も治療を行います。
そのため多くのスタッフと連携を取りながら、チームプレイで患者を救うケースが多いでしょう。
今まで関わったことのない分野で働いているスタッフも、自分の専門的な技術を駆使しながら協力して治療を行うので、チームワークが生まれるのも魅力的なポイントです。
別の分野で必要な知識や技術を目の前で見ることができるので、看護師としてのスキルアップに活かせるのも良いポイントと言えます。

自分の得意な分野を活かして働けるので、看護師としての自信を取り戻したい人には適している仕事でしょう。